資格のためにキャッシング

資格のためにキャッシング



資格のためにキャッシングブログ:19年03月04日


もう30年も前のことである。

大学の卒業を目前にした二月、
卒論の提出も終わって時間があった僕に、
バイトが急にやめてしまって、
次がみつかるまでの間でいいからと言われて
引き受けたアルバイトだった。

その店は、
マスター一人、アルバイト一人の小さな喫茶店だった。

勤め始めて一週間ほど経ったころの寒い夕だった。
客も途切れ、暗くなり始めた町を行く人もまばらで、
「そろそろ閉めようか」とマスターが言ったとき、
店の表に親子連れが立った。

客は、二人の子どもの手を引いた女の人で、
背中のねんねこにも赤ん坊が眠っていた。

どこか近在の村から出かけてきた母と子どもであったろう、
お腹がすいたと子どもにせがまれて
通りかかったこの店に入ってきたのかもしれない。

僕は水の入ったコップとおしぼりをテーブルに運び、
注文を聞くと、
母は表のショーケースを指差すようにして、
「あの赤いうどんを下さい」と言った。

赤いうどん?
僕は一瞬とまどったが、
イタリアンスパゲティだとわかり、
「三つですか?」と聞くと、「ひとつでいいです」と言う。

マスターは
僕が注文を伝えた時にはすでに調理にかかっていたが、
できあがった一皿は、いつもより分量が多めだった。
取り皿にお箸を添えて運んだ。

子ども達は口の周りを赤くして無心に食べている。
母は下の子どもに食べさせてやっていたが、
自分は一筋も口にしなかったようだった。

親子連れが帰った後、
マスターはひとこと「赤いうどんか…」とつぶやき、
「さあ、もう閉めよう」とあたりを片付け始めた。

それから間もなく僕はその店を辞めたが、
その母と子どものことは長く心に残った。
資格のためにキャッシング

資格のためにキャッシング

★メニュー

ドラマでも大人気の行政書士になろう
ライフプランを応援するファイナンシャルプランナー
社会福祉士の考え方
介護福祉士資格を取得する前に
多数の分野で活躍をする社会保険労務士
調剤薬局事務を目指してがんばろう
歯科助手資格で仕事に困らない
導入すればきっと便利に!賃貸管理システム
最高の結婚式二次会をお約束
資格のためにキャッシング


ページ先頭 ページの先頭へ
トップに戻る トップに戻る
友達に教える 友達に教える
(C)行政書士合格トレーニング